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新築住宅におすすめの虫対策15選!家の入居前・入居後のポイントを解説

カテゴリ:お役立ち情報



この記事では、新築住宅におすすめの虫対策15選を紹介します。

新築だとしても、対策を怠れば虫は住み着いてしまいます。中には、建物の外観や構造にまで影響を及ぼす害虫も存在するので、適切な対処が重要です。

この記事では、新築住宅の購入前と購入後の虫対策について紹介するので、ぜひ参考にしてください。


【この記事でわかること】



新築住宅でも虫は出るのか



結論、新築住宅でも対策を怠ると虫は出ます。ここからは、新築に出る虫について、以下の観点から詳しく解説します。

●新築住宅に出る主な虫の種類
●新築住宅に虫が出る原因
●新築住宅に出る虫が及ぼす影響


新築住宅に出る主な虫の種類


新築住宅に出る主な虫の主な種類は、以下のとおりです。



新築住宅で虫が出る場所は、毎日使うキッチンや寝具から目に見えにくい床下までさまざまです。家を清潔な状態で保つだけで防げるケースもあるので、掃除の習慣をつけましょう。


新築住宅に虫が出る原因


新築住宅に虫が出る原因は、一般的に以下のとおりです。



新築住宅で虫が発生する原因は、主に建材に含まれる湿気と屋外からの侵入です。新築後の木材やコンクリートは水分を多く含み、虫にとって好ましい環境ができやすくなっています。

また、窓や玄関のすき間、換気口などの小さな開口部から虫が侵入するかもしれません。 それぞれの虫が出る原因を理解し、後述する虫対策を行いましょう。



新築住宅に出る虫が及ぼす影響


虫が新築住宅に及ぼす影響は以下のとおりです。



虫の多くは、わずかなすき間でも侵入でき、室内に入り込むことで衛生面が悪くなったり、不快感で精神的なストレスを抱えてしまったりします。 

 また、建材や家具への被害が進行すると、住宅の外観や機能の劣化に繋がるおそれもあります。 新築住宅に出る虫の影響を理解し、見つけた場合はすみやかに対処しましょう。



新築住宅の入居前におすすめの虫対策6選



ここでは、新築住宅の入居前に行える虫対策を6つ紹介します。

●防蟻対策
●配管・配線まわりのすき間チェック
●換気扇・通気口への防虫ネット設置
●くん煙剤の使用
●屋外の雑草・残材処理
●照明器具の選定


防蟻対策


新築住宅の入居前には、防蟻対策が非常に重要になります。防蟻対策とは、主にシロアリが出ないために行われる対策です。

防蟻対策が必要な理由は、シロアリ被害が建物の構造部分にまで及ぶおそれがあるからです。

シロアリは建築段階で木部に薬剤を塗布したり、地面に防蟻処理を施したりすることで、初期の侵入を抑えられます。

特に、基礎の立ち上がりや床下は湿気がこもりやすく、シロアリの侵入経路となりやすいため、事前に対策すると効果的です。

防蟻対策をしっかりと行い、シロアリが発生するリスクを軽減しましょう。



配管・配線まわりのすき間チェック


新築住宅の入居前は、配管や配線まわりのすき間をチェックしましょう。新築住宅でも、配管や配線のまわりにできる小さなすき間から、虫に侵入されるおそれがあります。

特にキッチンや洗面所、トイレなどの水回りでは排水管と床や壁の接合部にすき間が生じ、ゴキブリなどが侵入しやすくなります。

具体的な対策として、すき間を専用の練り物で埋める方法が効果的です。練り物ですき間を埋めると、虫の侵入を防ぐとともに、下水からの臭い漏れも防止できます。

入居前にすき間を丁寧にチェックし、事前に対処して虫の侵入を防ぎましょう。



換気扇・通気口への防虫ネット設置


新築住宅の入居前にできる虫対策として、換気扇や通気口に防虫ネットの設置も効果的です。換気扇や通気口は、小さな虫の侵入経路になるおそれがあります。

外からの侵入を防ぐ対策として、換気扇や通気口に防虫ネットを設置するのが効果的です。

防虫ネットは外部からの虫の侵入を防ぎつつ、本体の通気性も保てます。また、防虫ネットは市販で購入でき、設置も簡単にできるでしょう。

換気扇や通気口に防虫ネットを設置し、安心して換気できるようにしましょう。



くん煙剤の使用


新築住宅の入居前にできる虫対策として、くん煙剤の使用もおすすめです。くん煙剤とは煙状に殺虫剤が拡散されるもので、部屋のすき間まで満遍なく殺虫できるのが特徴です。

くん煙剤は、新築住宅に潜んでいる虫を一斉に駆除する方法として効果的だといえます。

建物の工事中や、搬入作業で入り込んだゴキブリなどの害虫は、目に見えにくい場所に隠れていることがあります。

また、家具や家電の搬入前は煙を遮るものが少なく、くん煙剤の効果がより発揮されるでしょう。



屋外の雑草・残材処理


新築住宅の入居前に行う虫対策として、屋外の雑草や残材の処理も重要です。住宅周辺に雑草が生い茂っていると、蚊やダニ、ゴキブリなどの虫が繁殖しやすくなります。

また、建築時の木材や資材の残材が放置されていると、シロアリやその他の虫の住処となるおそれがあるでしょう。

雑草や残材で湧いた虫は室内にも侵入し、生活環境に悪影響を及ぼします。新築住宅の入居前に、敷地内の雑草や残材を適切に処分し、虫の発生源を減らしましょう。



照明器具の選定


新築住宅の入居前に行えるおすすめの虫対策として、虫が寄り付きにくい照明器具の選定も挙げられます。照明に虫が集まる原因は、照明から放たれる紫外線に引き寄せられるからです。

照明の強さはメーカーや種類によって異なりますが、蛍光灯は特に虫が引き寄せられます。一方、LEDは紫外線が少なく、蛍光ランプよりも虫の被害を抑えられるでしょう。

特に、低誘虫のLED照明は、虫が感じ取りにくい波長の光を発するため、さらに効果的です。



新築住宅の入居後におすすめの虫対策6選



ここでは、新築住宅の入居後におすすめの虫対策を6つ紹介します。

●こまめな掃除と整理整頓
●食品・ゴミの密閉管理
●防虫スプレーの使用
●段ボールの廃棄
●ベイト剤の設置
●換気・湿気対策


こまめな掃除と整理整頓


新築住宅の入居後にできる虫対策として、こまめな掃除と整理整頓が重要です。

特に、キッチンまわりは食べ物のカスや油汚れが虫を引き寄せやすいため、調理後や食事後はすぐに掃除するとよいでしょう。

また、段ボールや新聞紙などの紙類は、虫の隠れ家になりやすいため、不要なものは早めに処分しましょう。

浴室や洗面所などの水回りは湿気がこもりやすく、カビやダニの発生源となるおそれがあります。そのため、使用後は十分に換気することが重要です。​ 虫対策に繋がる習慣を日常的に行うことで、虫の住みにくい環境が維持され、快適な生活空間を保つことが可能です。



食品・ゴミの密閉管理


新築住宅の入居後の虫対策として、食品やゴミを密閉させることも重要です。

食品を放置すると、ゴキブリやハエなどの虫を引き寄せられてしまいます。​特に生ゴミは虫の好物で、放置するとゴキブリなどの発生源になるでしょう。​ 生ゴミは密閉できる容器に入れ、定期的に処分することで虫の発生を抑えることが重要です。

また、キッチンまわりの清掃をこまめに行い、食べ物のカスや油汚れを取り除くことも虫対策として効果的です。食品やゴミを適切に保管・処分し、虫が出ない環境を保ちましょう。



防虫スプレーの使用


新築住宅の入居後は、防虫スプレーも使用しましょう。 窓や網戸に防虫スプレーを吹きかけることで、外部からの虫の侵入を抑えられます。​特に、玄関や換気扇、エアコンの室外機周辺など、侵入しやすい場所は重点的に使用しましょう​。

天然由来成分を使用した防虫スプレーも販売されており、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。​



段ボールの廃棄


新築住宅の入居後は、すみやかに段ボールを廃棄しましょう。

段ボールは保温性や保湿性が高く、ゴキブリやダニ、シロアリなどの虫にとって住み着きやすい環境になります。​特に、通販や引っ越しで使用された段ボールは、移動によって虫が付着しているおそれがあるでしょう。

また、段ボールを長期間保管すると、虫が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。どうしても段ボールを溜め込む場合は新品を使用し、風通しの良い明るい場所で保管することが大切です。



ベイト剤の設置


新築住宅の入居後に行う虫対策として、ベイト剤を設置しましょう。

ベイト剤とは、虫が好む餌に殺虫成分を含ませたものです。虫がベイト剤を巣に持ち帰り、巣全体の駆除に繋がります。 ​特に、ゴキブリ対策としてキッチンや洗面所、家具のすき間など、ゴキブリが潜みやすい場所に設置すると効果的です。​

 ベイト剤には有効期限があるので、定期的に交換することをおすすめします。

また、ペットや小さな子どもがいる家庭では、ベイト剤を手の届かない場所に設置するなど、安全面にも配慮することが非常に重要です。



換気・湿気対策


新築住宅の入居後にできる簡単な虫対策として、換気と湿気対策が挙げられます。 ​湿度の高い環境では、カビや虫が発生しやすくなります。

特に押入れやクローゼット、下駄箱などの閉鎖的な空間は湿気がこもりやすいため、定期的に扉を開けて空気を入れ替えましょう。

除湿剤の使用や、サーキュレーターを活用して室内の空気を循環させることも効果的です。

さらに、浴室やキッチンなどの水回りでは、使用後に換気扇を回すことで湿気を外に排出できます。​ 換気や湿気対策を日常的に行うことで、虫に好まれる湿潤な環境が作られず、快適な住まいを維持できるでしょう。




新築住宅の建築時におすすめの虫対策3選



ここでは、新築住宅の建築時におすすめの虫対策を3つ紹介します。新築住宅の予算との兼ね合いを考え、可能な場合は以下の対策を行いましょう。

●気密性・断熱性を高める
●キッチンにパントリーを設計する
●ウォークスルークローゼットを設計する


気密性・断熱性を高める


新築住宅の建設時に行う虫対策として、気密性と断熱性を高める工夫が重要です

気密性が高い住宅は、建材のすき間が少なく、虫が侵入しにくい構造です。断熱性の高い住宅は室内の温度と湿度が安定し、虫に好まれる環境が作られにくくなっています。

たとえば、気密性の高い窓やドアを選定すると、すき間からの虫の侵入を防げるでしょう。

換気口には、細かなメッシュのフィルターを取り付け、虫の侵入経路の遮断が可能です。​

新築住宅の気密性や断熱性を高めることで、虫の侵入リスクを低減し、快適な住環境を実現できます。​



キッチンにパントリーを設計する


新築住宅の建設時に行えるおすすめの虫対策として、キッチンにパントリーを設計することも重要です。

パントリーは、キッチンやダイニングに設ける収納で、食料や日常品をすっきり保つのに役立ちます。パントリーがあると食品の管理がしやすくなり、虫の発生リスクを抑えられるでしょう。​

また、適度に換気を行うことで湿気が抑えられ、カビやダニの発生防止も可能です。

パントリーを設けることで、快適で衛生的なキッチン環境を維持しやすくなり、虫の発生を防ぎやすくなります。



ウォークスルークローゼットを設計する


新築住宅の建設時に行う虫対策として、ウォークスロークローゼットの設計が挙げられます。

ウォークスルークローゼットとは、出入口が2つあり、部屋間の移動をスムーズにする収納スペースです。

気性が良く、湿気がこもりにくいため、衣類をカビや虫から守る効果が期待できます。設計の際には通路幅を60cm以上確保し、収納スペースと動線のバランスを取ることが大切です。

また、除湿剤や防虫剤を適切に配置し、衣類を守る工夫も必要です。虫対策のための工夫を施し、ウォークスルークローゼットを機能的で快適な収納空間にしましょう。



新築住宅の虫対策に関するよくある質問


ここでは、新築住宅の虫対策に関するよくある質問に回答します。

●虫対策として害虫駆除業者に依頼は必要?
●虫対策グッズとして特におすすめなアイテムは?
●虫の侵入経路はどこが多い?



虫対策として害虫駆除業者に依頼は必要?


害虫駆除業者に依頼するかどうかは、虫の種類などが判断材料になります。​特にシロアリ被害などは見えにくく、専門家によって早期発見・対処してもらうことが重要です。

害虫駆除業者は虫の種類や侵入経路を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。​また、再発防止のためのアドバイスや定期的なメンテナンスも提供してくれるでしょう。

このように、​専門的な知識や技術が求められる場合には、新築住宅の場合でも害虫駆除業者へ依頼するのも選択肢の1つです。



虫対策グッズとして特におすすめなアイテムは?


新築住宅での虫対策として、以下の虫対策グッズをおすすめします。



虫対策グッズは、避けたい虫の種類や時季によって適切なものが異なります。紹介したグッズを参考に、自分が必要だと思ったものを購入しましょう。



虫の侵入経路はどこが多い?


虫は開口部や水まわり、ダクト(空気の通り道)を侵入経路として自宅に侵入します。特に、玄関や窓などの開口部は人の出入りや換気の際に虫が入りやすい場所だといえるでしょう。

また、キッチンや洗面所などの水まわりは排水管のすき間や湿気を好む虫が集まりやすく、侵入経路になりがちです。 ​換気扇や通気口などのダクト部分は、外部と室内をつなぐため、虫の侵入経路になるおそれがあります。

虫が侵入経路としてよく通る場所を把握し、適切な虫対策を行いましょう。



新築の虫対策で失敗しないためには


この記事では、新築住宅の虫対策について解説しました。

虫は築年数の経過した古い家に多く出ると思われがちですが、新築住宅においても例外ではありません。対策を怠っていると、気が付かないうちにさまざまな害虫が住み着いているおそれがあります。

虫対策は、防虫スプレーや防虫ネット、くん煙剤の設置などであれば簡易的に実施できますが、家の構造部分にかかわる対策を新築後に行うのは困難です。

気密性・断熱性を高める工夫や、虫対策に効果的な設備などを取り入れるためにも、設計段階でプロに相談することが重要です。

横尾材木店では、お客様に寄り添いながら最適なプランをご提案いたします。虫対策においても、経験豊富な担当者が適切にアドバイスしますので、ぜひ一度ご相談ください。 




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