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子ども部屋はいつから必要?年齢別に見る目的やメリット・デメリット

カテゴリ:お役立ち情報

子どもが成長すると、いずれは「子ども部屋」が必要になるでしょう。

家づくりで間取りを検討する際にも、子ども部屋の広さや位置など気にされている方は多いですが、「そもそも、いくつになったら必要なの?」と疑問に思われる方も少なくないようです。

 

子ども部屋が必要なのは、何歳からでしょうか。

自分の部屋を与えるメリットやデメリット、与えるときの注意点など、子ども部屋に関する考え方についてお伝えします。

 

 

子ども部屋は何歳から必要?



 

世間一般では、「小学校に入学したとき」に子ども部屋を与える家庭が多いようです。

ある企業の調査でも、子ども部屋を与えたのは「小学校低学年」と答えた方が最も多く、自分一人で身の回りのことができるようになるのを願い、入学を機に与える方が多いことがうかがえます。

 

とはいえ、小学校低学年だと、遊ぶのも勉強するのも「リビング」という家庭も多いでしょう。

寝るときも親と一緒という子も少なくありません。

こうした家庭でも「おもちゃや学習教材を置く場所」として、子ども部屋を与える家庭が多いようです。

 

もちろん、無理に子ども部屋を与える必要はありません。

低学年のうちは、親が見守れるリビングなどで勉強させた方がはかどることもありますし、コミュニケーションも深まります。

「自分の部屋が欲しい」と、子どもが言い出してから検討しても遅くないでしょう。

 

小学校高学年になると、自立心が芽生え思春期の入り口に立ちます。

そのときを迎えてから、子ども部屋を与えるのも一手です。

 

 

子ども部屋を使うのは何歳まで?

 




子ども部屋を何歳まで使用するかは、家庭によって異なります。

早いケースだと、私立中学校に進学して寮生活を始める子の場合、子ども部屋は小学校の6年間しか使われません。

よくあるのが、大学進学や就職、結婚を機に家を離れるケース。

大学進学まで使うのであれば高校卒業までの12年間、就職するまでなら16年間、結婚ならそれ以上でしょう。

 

家の寿命から考えると、子ども部屋を使用する期間は意外と短いのかもしれません。

 

 

子ども部屋の役割は年齢別に異なる

 

子ども部屋を与えるタイミングを検討する際、「何のために子ども部屋が必要なのか」を考えると、答えが見つかるかもしれません。

子ども部屋の役割は、子どもの年齢によって異なります。

その違いを把握した上で、与えるタイミングを決めるのも一手です。

 

ここで、子どもの年齢別に「子ども部屋の役割」を見ていきましょう。

 

未就学児

 


幼稚園や保育園で子ども部屋を与えるのは「まだ早い」と感じる方も多いでしょう。

ただ、この年代はモノや場所への独占欲求が高まる年頃。

「自分の持ち物は自分で管理したい」という子には、子ども部屋を与えても良いでしょう。

片づける習慣を身につけるには効果的です。

 

とはいえ、自分ひとりで何でもできる年齢ではありませんので、家族と一緒に過ごしながら過ごす時間が中心となります。

「自分のモノを管理させる場所」と認識させる意味で、子ども部屋を与える家庭もあります。

 

小学校低学年

 

小学校に入学すると、自立心が高まり自分でできることが増えてきます。

なかには、今日着る服を自分で選んだり、「一人で寝たい」と言い出したりする子もいるでしょう。

また、学校に通い始めるとランドセルや教科書など、自分で管理しなければならないモノが増えてきます。学習机を置くスペースも必要でしょう。

 

こうした自我の芽生えやモノを管理する力を養うために、子ども部屋が大きな役割を果たします。

まだリビングで過ごすことが多いかもしれませんが、子どもの自立心を尊重するうえでも、子ども部屋を与える良いタイミングになるでしょう。

 

小学校高学年



小学校高学年になれば、自分一人でできることも増え、一人で勉強するようになります。

勉強のしやすい静かな環境を与える意味でも、子ども部屋が重宝するでしょう。

 

また、この年代は思春期の入り口にあたり、プライバシーへの意識が高まる年頃です。

一人になれる空間を欲しがるようになれば、子ども部屋を与えるタイミングです。

 

中学生以上

 

中学生になると、勉強する時間も増えてきます。

勉強に集中できる環境として、子ども部屋は最適な空間です。

教材など管理するモノも増えますから、管理しやすい場所としても必要性が高まるでしょう。

 

また、中学生は思春期・反抗期を迎える年代です。

友達関係で悩んだり、家族とケンカしたりすることも増えるでしょう。

そうしたときに、一人になれて心をリセットする場として子ども部屋がうまく機能します。

 

 

子ども部屋をつくるメリット

 

子ども部屋を与えるメリットの一つは、「管理能力を高められること」です。

最初は親のサポートが必要でも、「自分の持ち物は自分で管理する」「自分の部屋をきれいに掃除する」といった基本的なことが身につくうちに、自己管理能力が高まっていきます。

 

管理能力と併せて「自立心の向上」にも、子ども部屋が貢献します。

一人で過ごす時間が長くなるほど、子どもは自分で考えて行動する力を養えます。

物理的な距離を作れる子ども部屋が、心の成長に寄与するのです。

 

「子どものプライベートを守る」という観点からも、子ども部屋があった方が良いでしょう。

友だちを招いて親の目を気にせず遊ぶことも、子どもにとって大切な時間です。

リビングで過ごす時間は短くなりますが、その分、「リビングが散らからない」ことは、親にとってのメリットといえそうです。

 

 

子ども部屋をつくるデメリット

 

子ども部屋を与えることで、「親の目が届きにくくなる」ことがデメリットの一つです。

ゲームをしたりスマホで遊んだりする時間が長くなれば、生活面や学習面に支障が出る可能性があります。

 

「部屋に引きこもって出てこない」という子も出てくるでしょう。

家族とのコミュニケーションも少なくなり、「子どもが何をしているのかわからない」と悩む親御さんは少なくありません。

 

 

子ども部屋を用意するときに注意したいポイント

 


上記のデメリットは、家づくりの際に工夫することで回避することも可能です。

子ども部屋で失敗しない家づくりのポイントを、いくつかお伝えします。

 

リビングの近くに子ども部屋を設ける

 

1階にリビング、2階に子ども部屋、というようにフロアが違うと、子どもの行動を把握しづらくなります。

目の届く場所にいられるよう、子ども部屋はリビングの近くに設けるなど、間取りを工夫しましょう。

 

場所的に2階に設けるしかない場合は、一度リビングを通ってから部屋に行くようにするなど、生活動線を検討すると良いでしょう。

リビング階段を設けるのも一手です。

 

扉にカギをつけない

 

子ども部屋の扉には、鍵をつけない方が良い点があります。

「子どものプライベートを守りたい」といっても、親の目が届きにくくなりますし、部屋に引きこもることが増えると家族のコミュニケーションが減ってしまいます。

 

カギをつけなくても、子どものプライバシーの尊重に注力することで、安泰な家庭を作ることができます。

 

ルールを決めておく

 

子ども部屋を与える際には、ルールを決めることも大切です。

「部屋の掃除は自分でする」「ゲーム機やスマートフォンはリビングで使う(自室に持ちこまない)」など、自立心を養いながら親の目が届くようなルールを設けましょう。

 

一方的に親が決めると反抗期の子どもには逆効果ですから、一緒に話しながら決めることが大切です。

 

 

きょうだいがいる場合はそれぞれ必要?

 


きょうだいのいる家庭では、それぞれに子ども部屋を与えるのがベストです。

小さい頃は広い遊び場を与えた方が良くても、成長するにつれ自分の部屋を欲しがるようになります。

思春期の入り口とされる小学校高学年から中学校あたりになったら、それぞれの部屋を与えるようにしましょう。

 

 

子ども部屋がつくれないときの解決策

 

居住スペースが限られ、子ども部屋が作れないとき、または子どもが増えて部屋が足りなくなったときには、どのように対応すれば良いのでしょうか。

対応のヒントを、いくつか紹介します。

 

スタディコーナーを設置する

 

子どもが小学校低学年であれば、リビングで勉強することも多いでしょう。

そこで、リビングやダイニングの一角に、スタディコーナーを設けるのも一手です。

オープンキッチンのLDKなら、子どもが勉強している様子を炊事しながらでも見守れますし、コミュニケーションも育みやすいでしょう。

 

子どもが独立した後は、ワークスペースとして活用したり、趣味のものを置いたりと、何かと活用できます。

 

カーテンで仕切る

 

子どもが個室を求めるようになったら、カーテンで仕切るのも一手です。

リビングの一角に設置したり、子ども部屋を二つに分けたりする場合でも、カーテンなら簡単に部屋を作れます。

 

天井まで塞ぐタイプだと、照明の位置によっては部屋が暗くなりますから、カーテンの設置場所はよく検討しましょう。

 

家具で部屋を仕切る

 

カーテンだと、プライバシーの観点から嫌がる子もいるでしょう。

その場合は、大きな家具を間仕切り代わりに使い、子ども部屋のスペースを設けてはいかがでしょうか。

 

たとえば、本棚や二段ベッドなどを部屋の中央に配置し、一つの部屋を二つにすることも可能です。

二段ベッドだと相手が見える場合は、板や布で仕切ると良いでしょう。

 

 

まとめ

 


子どもが小さいうちは、リビングで過ごすことが多いでしょう。

小学校に入ってからも、遊んだり勉強したりするのはリビングという子も少なくありません。

とはいえ、成長するうちに子どもには自我が芽生え、自分の部屋を欲しがるようになります。

自立心や管理能力を養う意味でも子ども部屋は役立ちますから、欲しがるようになったら子ども部屋を与えると良いでしょう。

 

また、家族が増えたときや独立した後のことも考えて、可変性のある家づくりも検討したいところです。

あらかじめ仕切れるように下地を入れておけば、子どもが増えても容易に壁を設置できますし、独立したら壁を取り外すことが可能です。

将来を見据えて、子ども部屋の活用方法も考えてみましょう。

 

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